タイで銃を向けられる？？ 〜怖かった話〜

今週のお題「ちょっとコワい話」

タイ旅行中のある夜のお話です。

旅行中に泊まっていたホテルはTONGTARA HOTELというところだったのですが、、、

少しリーズナブルだったこともあり、駅から少し遠いところにありました。

駅とホテルの間は路線バスが出ているとのことだったので、それに乗ればいいやと考えていたのですが、、、

バス停の案内板は全てタイ語の表記で、行き先等が全く分かりませんでした笑

さらにこの日の夜は、途中にあるアジアティーク・ザ・リバー・フロントという大きなショッピングモールに寄ることを予定していました。

何度もバスの乗り降りをするのも面倒ということもあり、駅から歩いてホテルに向かうことにしました。

そして、駅から歩き始め、15分くらいが経った頃、怖い事態が起こりました。

駅からは少し離れていたので、辺りは街灯も少なく、暗くなっていました。

歩いていると、不意に目の前に現地の高校生くらいの少年が現れました。

突然の登場にも驚きましたが、少年の手に握られていた拳銃を見てさらに驚きました。

声も出ませんでした。

そしてその少年は、その拳銃を僕たちの方にサッと向けてきました。

その時は本当に死ぬと思いましたが、、、

少年が引き金を引くと、拳銃はパチっと小さな音を立てただけでした。

つまるところ、偽物だったということですね。

少年は怖がる僕たちの姿を見て、ケタケタ笑いながら去って行きました。

本当に一瞬の出来事でしたが、とても恐ろしかったです。

よくよく考えれば、少年が持っている拳銃など偽物だろうと気付けたかもしれませんが、そんな余裕は全くありませんでした。

そこからしばらくは怯えながら歩き、、、

無事にアジアティーク・ザ・リバー・フロントにたどり着くことができました。

ショッピングモールの明かりが見えてきた時にはとても安心しました。

冷たい飲み物を飲み、ご飯を食べた時には心から幸せを感じました。

 

ショッピングモールを出てからも、ホテルまでは少し歩きましたが、モールの明かりのおかげでそこまで怖くはありませんでした。

翌日からは言葉がよく分からないながらも路線バスに乗って、駅とホテルの間を行き来するようにしました。

なんとなーくで、だいたいホテルの近くまで行くことができました笑

まとめ

お題は「ちょっと怖い話」でしたが、かなり怖かった話になってしまいました。

タイでの忘れられない思い出になりました。

タイに行く方はくれぐれも油断せず、夜道には気をつけてください。

お読みいただき、ありがとうございました！